とやま映画祭レポ@「”アニメと工芸”こそこそトークセッション」 道がなければこの手で作る

fandango徳武です。

映画祭って一体、日本で何箇所やっているのとよく聞かれて、
「大小単発合わせると8万ヶ所ぐらいですかねーと」、

はい、これは日本の神社の数でした、、、(出典元:日本の祭り.com)

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写真:富山県南砺市城端曳山祭り

とにかくお祭りマンボーな我が国において、祭りと付く名のイベントは数知れず、
映画祭もその一つなのです。

僕自身もかつてスタッフとして参加したり、招待された映画祭だけでも50ヶ所以上。聞いたことがない地名もあったりで「えっ、こんな映画祭あったのか???」とか「こ、これって映画祭っていうんですかねえ」とか、、、
稀にあるのは主催者自身も実はよく目的が見えず、やっている映画祭もありまして、、、(爆)

いや〜日本のお祭りバンザーイということで、

今回はとやま映画祭に行ってまいりました〜

とやま映画祭のサイトはこちらです。

とやま映画祭

知り合いから開催の案内をもらい、富山県在住の身としては行かねばと思いつつ、
気がついたら、すでにオープニングは終わっており、、、
会期後半にお邪魔したのは黒部市国際文化センター「コラーレ

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なんとも立派な建造物だなあと思いながらも、施設に入ると落書きカフェ&バーに
親子さん連れで大落書き大会やってました!
なんとも楽しそうに地面や壁に貼られたキャンバスにぺんてる社協賛の
マジックやペンでお絵描きしまくりです。

RAKUGAKI CAFÉ&バー

 

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↑この写真はイメージです。

ちなみにこの会場のホール集客数はなんと900人!?
個人的には集客がとても気になっちゃいますよね、、、、(汗)

黒部会場の上映作品はこちらです。

映画『ハイジ』
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(C) Surefire 3 Film Production LLP 2005

短編映画「鼻歌」
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(C)2016映画「鼻歌」制作委員会

バベルの学校
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(C)Pyramidefilms

レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち

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(C)2014, Lunchbox Entertainment

東京から来た知人と主に海外の良質なドキュメンタリー作品を配給されている
配給会社ユナイテッドピープルさんとご挨拶して、次の会場へと移動。

 

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黒部宇奈月温泉を横目に温泉に立ち寄りたいなあ〜と思いながら、
午後5時、会場の高岡御車山会館に到着。

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高岡は銅器や鋳物の名産地でして、最近はこちら↓のアイスクリームを
食べる特注スプーンが世界中でも大人気。
体温の熱伝導で溶けちゃう優れものらしいです。

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街なかは大正モダンな建築物に囲まれながらも、

トラム(路面電車)が横切り、、、??

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はい、ここはそうです。
あのネコ型ロボット「ドラえもん」の生みの親、
藤子・F・不二雄先生の出身地でした。

おなじみのキャラたちのオブジェがあちらこちらに、
アジアの観光客にも大人気のようです。

さてさて、本日のメイン会場に入ると、ざっと40名ぐらいの
アニメ好きな男子・女子が集まってきておりました。

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会場に入る前に今回のトークテーマでもある
「天元突破グレンラガン」×「高岡銅器」のコラボ
五月人形「天元突破紅蓮螺巌」様が鎮座しているではありません。

早速、パチリっ。

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見事な細工と金属ならではの麗しき重厚感〜。

この作品を制作したのは高岡伝統産業青年会のアニメ好き有志
「高オタクラフト実行員会」の皆様。
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普段はお寺の仏壇の仏具や銅像なども作られている、すごい人たちなんですが、
自分たちの伝統技術で大好きなアニメに何かお手伝したーい、
というお気持ちで高岡銅器meetsアニメのコラボ企画を常に考えていらっしゃるとのこと。

素晴らしい志です。

そして、本日は満を持して登壇者・和田さん(和田彫金工房)と
天元突破グレンラガンのアニメーションを制作された
トリガーの稲垣プロデューサーとの対談が1時間30分に及び展開されました!

まずは、お二人のご紹介。

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写真:和田彫金工房・和田瞬佑さん

和田さんは今の彫金の家業を継ぐ前は、ゲーム会社コーエーテクモさん
に勤務されていて、会社ではCGデザイナーとしてお仕事をされていたそうです。
今の手仕事とは真逆なデジタルばりばりなお仕事だったそうです(笑)

稲垣プロデューサーは高岡出身ということで、「グレンラガン」や「キルラキル」など
人気TVアニメを制作されている気鋭のアニメーション制作会社トリガーに勤務されています。

お二人とも、ものづくりに関してはこだわりを持っていらっしゃる感じで
お互いの接点を紹介しながら、トークは進み、和田さんから
「アニメと工芸って、こんなコラボしてます!」を学びましょうということで、
スライドでアニメとコラボした伝統工芸品の紹介オンパレードです。

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映像としてのアニメが進化を続ける中、グッズも進化してて、もはや子供のおもちゃではなく、
内外のオタクやセレブが喜びそうなアート作品にまで進化?しちゃっているんですね(笑)

そして、東京に限らず富山県にはご存知の方もいるかと思いますが、
地域を舞台にしたアニメ制作で大人気のアニメーション制作会社ピーエーワークス
もあります。

話はどんどん進み、高岡の伝統工芸とアニメやマンガのカルチャーの影響力を
今後どう活用するのかなど、、、、お互いの業界裏トークも炸裂してました。

あっという間に時間は経ち、イベントは盛況のまま終了となりました。

今回のトークには出てきてませんが、海を越えたアメリカ国では
「Man at Arms」というアニメオタク鉄鋼集団がいるそうです。
この人たち、権利許諾取らずにしかも本物をつくちゃっていますww

映像のクオリティーが高すぎです。
そして、登場する職人さんは見事にマッチョです(笑)

ん?
そういえば、気がついたら、とやま映画祭では映画を一本も見ることが
なかった、、、(笑)

日本の知られざる映画祭の旅は、まだまだ続きます。

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