夢を忘れないで!スピルバーグからの贈り物『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』

季節は10月に差し掛かり未だ『君の名は。』の快進撃、話題作の続々公開とまだまだ映画界は活気付いています。

個人的には『ジェイソン・ボーン』に『スター・トレック BEYOND』等々、一体どれだけ楽しませてくれるんだ!?と今から嬉しさのあまり震えている玉澤です。

そんな中、9月17日(土)よりスティーヴン・スピルバーグ監督最新作BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』が公開されました!

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日々の生活に疲れた人や自分のやりたいことに迷いが生じた人に是非、見て欲しい良作。

本日はまだ見ていない人のために簡単なあらすじとともに作品の見どころ(ていうか感想)を紹介します!公開して半月しか経ってないのに既に公開劇場数が少なくなっている悲しい現実!公開しているうちに是非とも劇場に行って欲しい!

▼あらすじ

10歳の女の子ソフィー(ルビー・バーンヒル)は、ロンドンの児童養護施設で生活していた。寝付きの悪いソフィーが窓から夜の街を見ていると、身長約7メートルの巨人(マーク・ライランス)が出現し、彼女を巨人の国へ連れていく。巨人の名はBFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント。

優しいBFGに、ソフィーは心を許すようになる。そして、子供たちに夢を吹き込む仕事をしているBFGと一緒に、ソフィーは夢の国へと向かうシネマトゥデイより)。

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▲なんてたってスピルバーグ! 他にも豪華な出演、スタッフ陣!

まずなんといったって『E.T』『ジュラシック・パーク』でおなじみのスティーヴン・スピルバーグが監督を務める本作。スタッフは作曲家ジョン・ウィリアムズや製作総指揮のキャスリーン・ケネディなど長年スピルバーグを支えてきた最強メンバー

さらに原作は映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作者であるイギリス児童文学界の巨匠ロアルド・ダール。映画好きならば誰でもよだれが止まらないはず(!?)

さらに注目すべきはスティーヴン・スピルバーグ監督の『ブリッジ・オブ・スパイ』で第88回アカデミー賞の助演男優賞を受賞したマーク・ライアンスが巨人BFGを演じていること! 優しい眼差しが印象的。

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そして個人的に大好きなビル・ヘイダー出演で大歓喜しました。ぜひ、彼のコミカルな演技にも注目していただきたいです。

コメディアンだからか顔芸がすごいという偏見。でも本当に表情豊かで見ていると笑えてきます。

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◆心温まるストーリーだけじゃない!? 思い出せキラキラと輝くもの

不眠症で夢を信じられなかった女の子と優しい巨人BFGが心を通わせていく物語は見ていて心が温まります。お互い世界から疎まれたはみ出し者と思っているところがあるから、より絆が強まっていく。その過程をきちんと描いているのはさすがスピルバーグ監督です。

……と、この感想だけで終わりたいところなんですが私がこの映画で最も好きなシーン、良作だと思ったシーンがひとつ。それについて書きたいと思います。それは物語の後半に登場する食事のシーン

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巨人BFGが初めて人間界の食べ物を口にします。「こんなに美味しいものは今まで食べたことがない」そう言って巨人は嬉しそうに笑うのです。

その瞬間、自分の目から涙がひとつ。

子供の頃に初めて出会うものや体験ってなんだかワクワクした経験はありませんか?

何も知らないからとにかくキラキラしてて、ワクワクして胸が掴まれる思いがするものだったなあと思い出したのです。その感覚が蘇ってきてなんだか懐かしい気持ちでいっぱいに。

大人になるにつれて少しずついろんな感覚が麻痺して、物事に対する感動が薄れてきて嫌だなあと思っていた私にはタイムリーな出来事に思えました。

ひねくれた心がまっすぐに正される瞬間です。ありがとうBFG、ありがとうスピルバーグ。

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▲子役以上に可愛いスピルバーグ。乙女かよ。

スピルバーグは子供が大人へ成長する過程、未知との遭遇に対する喜びを描くのが本当に巧みだと思います。些細な出来事のはずなのに輝いて見えるので。いや、些細な出来事だからこそか。私たちが忘れている感覚を呼び起こしてくる。そのため、観客の心をつかんで離さないのです。

世界を変えるのはほんの少しの勇気、そうと決まれば劇場へGO

現在『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は全国の映画館で(まだ)公開中です! 親子や恋人で、はたまた日常生活に疲れている皆さんも、巨人BFGと少女ソフィーの交流を見てほっこり癒されてみてはいかがでしょうか?

そうと決まったら勇気を出して窓のカーテンを開けてみましょう。もしかしたら素敵な出会いがあるかもしれません。

by 玉澤千歩

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