JIMMIE SOULの映画の中のソウル・ミュージック④:『ムーンライト』

四国在住の私にとって観たい映画がすぐに観れないと言うジレンマが正直あるのですが、 アカデミー作品賞受賞で話題の『ムーンライト』もそんな1本でした。

観たい映画ベースで出張を組んでいるダメリーマンな私は109シネマズHAT神戸さんで本作を鑑賞してきました。 実に素晴らしい作品でした。

『ムーンライト』公式サイト

出演しているマハーシャラ・アリさんの「お父さん感」とてもいいですね。 あんなデカい男に自分もなりたいです。 『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』も良かったですよね。

『ムーンライト』はこのコラムのための映画では!? と思うほどにソウルミュージックがたくさんかかります。

オフィシャルのサントラにはソウル楽曲は残念ながら全曲収録されていませんが、Spotify内にプレイリストがあるのでご安心ください。

というわけで、『ムーンライト』の劇中でかかる曲をいくつかご紹介させて頂こうと思います。どれも素晴らしい曲ばかりです。

▼Boris Gardner「Every N****r Is a Star」

Boris Gardnerはジャマイカの人です。70年代後半のアップセッターズのベーシストとして知られていますね。 この曲は1974年に映画のサントラとして制作されました。

映画の内容はビッグユースが主演したラスタファリズムに関するドキュメンタリー調の作品だったらしいです。

なんと興行的には大失敗、ジャマイカ映画史上最も短い上映期間で打ち切り、さらには返金を求める暴動まで起ったとか… 俄然観たくなってきました。

原盤は大変珍しい作品でしたがイギリスのグレートレーベル「JAZZMAN」が再発してくれました。このサントラにも収録されていますがファンクファンにもお馴染みですね。

このJAZZMANからの再発盤も現在では廃盤のようなので今作のヒットでまたリリースされることを祈ります。「Every N****r Is a Star」の7インチとかリリースされそうな雰囲気はありますね。

(JAZZMAN主宰Gerald氏が日本で初めてDJしたときの1曲目がCOMMODORESによるKeep On Dancingで個人的にはずっこけたこともついでに記載しておきます)

少し脱線して、ここで私が好きなジャマイカ産ソウル作品をご紹介させていただきます。

▼Beres Hammond「Soul Reggae」

いいですねえ。その昔このアルバムを見つけては買い、「Very Rare!」とでっち上げイギリス人とトレードしていたことを思い出しました。

このコラムでお馴染みのNumeroのカタログから採用されていると思うのですが、The Edge Of Daybreak「Our Love」なんかもかかります。

良すぎますね。優勝です。劇中かかるシーンも素晴らしいです。この作品は1979年にヴァージニア刑務所で録音された囚人バンドによるもの。限られた時間の中で全曲一発録りされたとのこと。凄まじい集中力、演奏力ですね。 

このレコード、1000枚のみのプレスだそうですが、その大半が洪水で流されてしまいマニア垂涎のレア盤となってしまいました… また「Our Love」以外の曲もいいですよ。

ソウルのレコードで言えば、 George Kerrによる「Escors」が有名でしょう。合わせてお聴きください。

「ムーンライト」でかかる曲はまだまだご紹介したいですので、また別途ご紹介させて頂ければ。

 

観たい映画ベースとともに「出張地味~ソウル」をベースに仕事の予定を組んでいる私ですが、今度は当サイト管理人である店主と大阪で 一緒にレコードをかけます。その前日は東京でもレコードをかけますので告知させてください。


4/18(火) 代々木上原 終日oneさんにてBGM係をします。ご一緒するのはDJ KUMIKOさん、DJ KAYOさんです。
http://shujitsu.com/one


4/19(水) 東心斎橋 オオノ屋さんにて「キャディラックス」ご一緒するのはMura-T a.k.a.Mulatinoさん、COOLGさん 、ムスタファさん,そして薬酒bar店主!!
http://blog.livedoor.jp/ohnoya_chazuke/?p=2

どちらも終電までの催しです。ぜひ乾杯しましょう。

 

by Jimmie Soul

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