JIMMIE SOULの映画の中のソウル・ミュージック⑤:『ムーンライト』vol.2

前回好評だったため、引き続き『ムーンライト』の中のソウルミュージックの話をしたいと思います。(地元香川でも5/13日から公開されますので2回目鑑賞してきます)

劇中では様々な素晴らしい曲が使用されておりますが、Aretha Franklinの『One Step Ahead』のような素敵なナンバーもサラッとかかってましたね。

この作品音楽の流し方も実に上品で素晴らしい。1967年リリースの「Greatest Hits」に収録されています。

7インチレコードもあります。この7インチが大人気でなかなか買えませんね苦笑。Mos Def 「Ms.Fat Booty」でAyatollaがナイスなサンプリングをして B-Boyにもお馴染みのナンバーになりました。

ひょっとしたら監督はMs.Fat Booty経由で知ったのかもしれませんね。このあたりの楽曲を使用するセンスにもヒップホップマナーを感じます。 (Mos Defさんも出てる「はじまりのうた」も好きです)

この連載ではお馴染みのNumeroレーベルと双璧をなす、シアトルの発掘レーベルLight in the atticからリイシューされました 「Supreme Jubilees – It’s All Over」なんかも劇中でサラッとかかりますね。

こちらは1979年にS&Kというマイナーレーベルからリリースされた ゴスペルアルバムです。 このアルバム収録の「Do you believe」も好きな曲のでご紹介します。

ソウルミュージックではないのですが、少年期のシャロンの学校のシーンで 一瞬かかる「The Performers-Mini Skirt」も素晴らしい。

このレコードがリリースされている「Big Mack」というレーベルはデトロイトのレーベルで、ソウル・ファンクの7インチレコードをコレクトしている人はニンマリしてしまうレーベルではないでしょうか。

インターネットのなかった時代とはいえ、Big MackでPerformersというイカした名前。これはいいレコードに違いないとアメリカのディーラーからこのレコードを買い、届いて針を落として頭を抱えてしまったことがあります。20年の時を経てこのコラムに書けるのでいい経験だったということにしておきます。

そう、Big Mackでレーベル買いしてしまったのにはこんなグレイトなリリースがいくつもあるレーベルだったからなのです。

余談ですがNYのA1レコードでこのThe Soul Presidentのレコードを、あのKenny Dope氏が取り置きしてまして、氏が多忙のため取りに来ないからちょっと困ってると聞いてなかば強引に売ってもらったことがあります。今考えると若気の至りだったかもしれません。

来日したこのいかついkennyさんにその件で怒られたのもこのコラムに書けたのでいい経験だったということにしておきます。

▲劇中でかかるBarbara Lewisの「Hello Stranger」も素晴らしい

現在公開中の作品で静かにロングヒットをしているのでぜひ劇場へ足を運んでいただいて数々の名ナンバーを聴いてみてください。

本当に素敵なナンバーですのでDJでもかけてます。なかなかいい繋ぎが見つかったと思ってますのでぜひ現場へ遊びに来てくれたらと思います。 都内へもまた行きますのでぜひ。

『Soul Matters Lounge vol.13』
【Guest DJ】
Jimmie Soul

【DJ】
Shima,JINI ,kent,niszw,Tamon,kurozumi
日時/ 5/20(Sat) 22:00~05:00
料金/ 1500yen (with 1drink )
場所/ 新宿Kabuki Lounge

 

by Jimmie Soul

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