あなたが選ぶ2015年の観客賞は?~東京国際映画祭2015レポ

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出典元:(C)TIFF2015

ファンダンゴでは映画祭や映画関連のイベント情報の発信も積極的に展開していきます。そして日本国内の映画祭と言えば東京国際映画祭! 2015年10月に開催され28回目を迎える今回も盛り上がりを見せました。

ファンダンゴ編集部は今年も東京国際映画祭とみなと区が共催する「観客賞授賞式と上映会」に参加。昨年の観客賞は吉田大八監督、宮沢りえ主演の『紙の月』が久しぶりに日本映画が受賞しました。

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©2014「紙の月」製作委員会

観客のほとんどが日本人であることは間違いなく、近年「日本では知られていない外国映画」離れが増えています。今年はさらにコンペション16作品のうち、『さようなら』、『FOUJITA』、『残穢—覗いてはいけない部屋–』の3本の日本映画がエントリーされていました。

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出典元(C)TIFF2015

日本で開催している映画祭で日本映画が海外の作品と肩を並べているのは嬉しい限りですが、様々な国の映画文化に触れる機会としては、個人的には参加国の数がもっと増えてほしいと感じました。

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出典元(C)TIFF2015

また東京国際映画祭のコンペティション部門は毎年、種類も増えているので受賞する作品の可能性も上がっているはず。そうした中で今年の観客賞受賞作品はどの作品が賞を獲得するのか興味深いものでした。

観客賞受賞作品にはイタリア出身のエドアルド・ファルコーネ監督の『神様の思し召し』が見事受賞しました。

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出典元(C)TIFF2015

作品の内容はここで多くは語りませんが、コメディ映画が受賞したのは観客賞ならでは。授賞式に登壇した監督本人も驚きと喜びを目一杯、観客にアピールしていました。

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出典元(C)TIFF2015

一昨年は韓国映画『レッド・ファミリーが受賞しましたが、ここ1、2年はアジア映画に注目が集まっているのも確か。コンペティションへのノミネートはワールドプレミア上映が条件。

ヒットしているハリウッド映画やメジャーな配給会社の作品がエントリー及び受賞することがないだけに、昨年の『紙の月』は今の日本映画ファン層を反映する状況だったことが伺い知れます。

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出典元(C)TIFF2014

ここ数年は年間興行収入ランキングのほとんどはアニメかマンガ原作・テレビシリーズの劇場版ばかり。ハリウッド作品はせいぜいランキングに2,3本というところが何とも寂しい。

ファンダンゴでも「観客賞」を近いうちに発表したい… と言っている間に今年も既に終わりが近づいておりました(汗)

因みにファンダンゴ編集部・徳武の個人的ベスト1は『セッション』、その次が『マッドマックス怒りのデス・ロード』でした。

 

by ファンダンゴ編集部

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