ライター紹介①:ギリギリティーンエイジャー(笑)木村桃子です!

初めまして!木村 桃子と申します。(木村ちゃんって呼んで下さい) 私は大学の映画学科に通う大学1年生です。素敵なご縁があって、このように記事を書かせていただいております。ありがたや…

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まず「映画学科ってことは、昔から映画が好きだったの?」とよく聞かれる私ですが、めっそうもございません!以前は、年に1本映画を見るか見ないかの状況で、まさか映画学科を目指すなど思ってもいませんでした。

そんな私に、運命の出会いが訪れたのは高校生の時。たまたま深夜にテレビをつけたら放送していた『ハリウッド白熱教室』を見たのをキッカケに、私は映画の世界にのめり込むことに。

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出典:NHK「NHKハリウッド白熱教室」

この番組は、ロバート・ゼメキスやジョージ・ルーカスを輩出した南カリフォルニア大学のドリュー・キャスパー教授の講義をまとめたもの。作り手側や専門的な視点から“映画の見方”を解説する内容でした。

講義を見てとにかく衝撃を受け感動した私。何が私をそうさせたのか…この講義のすごいポイントを3つまとめました。

①:ドリュー・キャスパー教授の爆発する個性

とにかくキャスパー教授が面白い。外見はクールなおじさま風ですが、実は全身に映画熱を身にまとった熱い人物(ギャップ萌え)でした。その個性は『ハリウッド白熱教室』をご覧頂ければご理解頂けるはず…!

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出典:NHK「NHKハリウッド白熱教室」

②:作り手ってこんなに考えているの?と脱帽してしまう作品分析

キャスパー教授が新・旧問わず多くの作品からシーンを抜粋し、的確な分析をします。

脚本構成はもちろん、照明や編集、音楽やスクリーンに映らない部分の演出まで。あらゆる演出が、作品が伝えたいテーマを炙り出してくれることを教えてくれます。

③:なんといっても分かりやすい

ときに生徒や視聴者を巻き込みながら展開されていく講義は楽しくて分かりやすい。スライドに羅列された膨大な文字をただ惰性的に写す授業とは比べものにならないくらい面白いです(小声)。

作品の分析だけでなく、演劇と映画の違いや物語の歴史など、知っておくと映画をもっと深く考えたくなるお話も聞くことが出来ます。

と、このようなポイントに感動した私は、もっと映画について知りたい。勉強したい。あわよくばキャスパー教授みたいになりたい!と思い、この『ハリウッド白熱教室』との出会いが映画学科のある大学を目指すきっかけになったのです。

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出典:NHK「NHKハリウッド白熱教室」

「昔から映画が好きで、自分も作品を撮りたい」という路線とはちょっと違ったところから映画にハマり、将来は理論や批評を一般の人にも身近に、そして映画人をもっと増やすための武器にしていきたいと考えるようになりました。

年に1本映画を見るか見ないかの状況だった私も、映画の道を志して大学に入学してから、およそ1日1本は映画を見るまでに成長…。今回は、多くの作品の中から大好きな作品を2本ご紹介します。

まず1本目はジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』(1902)

月世界旅行
出典:http://www.espace-sarou.co.jp/moon/index.html

映画を語る上で必須ともいえるこの初期映画。映画ファンの方からはベタなの来たな〜って思われるかもしれませんが…ベタなの好きなのだから、しょうがないじゃん!

人類が月世界を旅行するというタイトルそのままのお話。まず、CGなどの科学技術の発達していない時代に ここまで画を魅せられるのか!というまでの圧倒的ビジュアルセンスと美術背景。先にあげた月面に顔カット。これだけで何だかドキドキします。


出典:http://youtu.be/YLLeVUC9Fxc

そして元々、奇術師だったメリエスだからこそ成せるトリック、工夫で、映像表現の幅を広げているところも凄い。これ、どうやって撮っているの?というシーンが沢山あります。

メリエスにスポットがあてられるマーティン・スコセッシの『ヒューゴの不思議な発明』(2011)も合わせて見ると、この作品の楽しさ、リスペクト心が倍増!そしてメリエスを大好きになれます…。

2本目はジーン・ケリー、スタンリー・ドーネンの『雨に唄えば』(1952)

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出典:amazon「雨に唄えば」製作60周年記念リマスター版bBlu-rayページ

「おいおい、またメジャー作品かよ」…しょうがないじゃん!ミュージカルコメディ映画の金字塔と言っても過言ではないこの作品。とにかく終始、楽しくて人物たちが非常にポジティブです。ガチ鬱な時に見たら、なんの気もないシーンでも号泣しました…。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=D1ZYhVpdXbQ

この作品は、映像のここが凄くて〜とか脚本構造が逸材で〜とかの分析抜きに、本能的に好きです。自分でいうのもアレですが、なんだか私っぽい作品。作品のテンションとか、画面のカラーとか。私を映画に例えたら『雨に唄えば』!

なので、この作品が好きな方は私と仲良くなれる、はず!逆に嫌いな人は(以下略)

 

…と、こんな感じでこれからこのファンダンゴを通して、(ギリギリ)ティーン女子大生、木村の目線と映画理論や批評の目線の化学反応が起きる記事が書けたら本望です。書くことを通して成長していけたらもっと嬉しいなぁ。

どうか暖かい目で見守っていて下さい。それでは、また次の記事でお会いしましょう!

 

書いた人:木村 桃子

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1996年東京生まれ。日本大学 藝術学部 映画学科にて映画を学ぶ19歳。

主に映画理論や批評分野を専攻しながら、将来は“新しい映画の見方”の発掘を夢みる。作品分析の他にも、上映環境と作品の関係性についてなど日々考えを張り巡らせている。

趣味はアニメ鑑賞と映画祭巡り。三枚目キャラが際立っているアニメは大体すき。せっせと円盤を集めながら、都内を飛び出した各地の映画祭にも足を運んでいる。ただいま大学の友人と、映画史における重要作品のファンアート展示・企画展を計画、作品製作中。

「木村ちゃんって呼ばれると何だかとっても嬉しいです!」

木村桃子twitterアカウント

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