【イベント】2015年劇場公開作ベスト20発表会レポ

2015年も終わりもう2016年… 2016年ですってよ奥さん!やばくないですか!?来年は2017年なんですよ!(当たり前) と動揺気味の店主です。

さて、2015年の年末の12/28。ファンダンゴメンバーである店主が経営する飲み屋「薬酒Bar高円寺」にて『2015年劇場公開作ベスト20発表会』なる飲み会が開催されました。

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このイベントは端的にいってしまえばまあ単なる映画好きが集まる忘年会的なモノです。

というのも、最初はワタクシ店主が気の合う映画好きを集めて2015年の総括飲み会をやろう!と言い出して人を集めだしたら思いのほかかなり増えたので「こうなったらイベントにしちまえ!」と思って企画が実現しました。

2014年の年末にもアーツ千代田で開催された『あの日、映画に恋をした』という映画トークイベントに登壇させて頂き2014年劇場公開作のベスト10を語らせて頂きました。

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▲登壇ステージにコタツが用意されていて面白いイベントでした!

今回は熱い映画馬鹿たちが述べ10人以上も薬酒Bar高円寺に集まり、それぞれのベスト20を語って頂きました!どの方も色々な観点でランク付けしておりとても面白かったです。

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めちゃくちゃ楽しく、4時間以上があっという間。皆様の映画愛、しかと受け止めました!そして2015年は稀に見る大豊作の年だったということを改めて実感!

そんなこのイベントで登壇したパネリストそれぞれのベスト20を一挙公開! 様々な職業の方々が選んだベストはどれも間違いナシ!店主の勝手なコメントも添えてご紹介させて頂きます!

 

◆侍功夫氏2015年劇場公開作ベスト20

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映画ウェブマガジン『FILMAGA』でも随一の人気ライターとして活躍するとんでもない映画知識を持つ侍氏のベスト20!他の登壇者とは一線を画すランキングでインパクト抜群。どれも面白そう!

「インド映画はバウンドが凄い」という名言まで飛び出しましたが、こう言った知らない映画に触れることが出来る機会は大事だな~と感じました。そして自分から情報を掘ることの大切さよ…

取り敢えずインド映画はDVDを輸入してでも観ろ!

◆大河内氏2015年劇場公開作ベスト20

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アニメーションの仕事の傍ら半端ない映画愛と知識で2015年もひたすら劇場に足を運んだ大河内氏。

ベスト20お願いしますって言うたのにマッドマックスを殿堂入りにして対象外にするという卑怯技を行使。一部でブーイングが飛び交いました。

流石の振れ幅でのセレクトですが7位の『誘拐の掟(リーアム・ニーソン主演)』は全登壇者中唯一のランクイン。そしてネットでもそのクオリティ(?)で一部で話題になった邦画『天空の蜂』がベスト20にランクしたことで会場にどよめきが。

◆シンパチ氏2015年劇場公開作ベスト20

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ブックデザイナーとして活躍しダンサー、写真家でもあり、映画が好き過ぎて映画館の隣に家を買ったり、年間のべ400本以上を観賞、うち劇場観賞数は270本超えと超人的過ぎるシンパチ氏。

そんな氏の選ぶベストがマッドマックスなんだからその説得力たるや。映画愛も凄まじいですがその偏見のなさが凄い。19位の『悲しみの忘れ方』や『ガールズ・ステップ』等アイドル映画を評価してて(別にアイドル好きでもないらしい)感服!

 

◆アベミナミ2015年劇場公開作ベスト20

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“昭和のおんな”アベちょんが選んだベスト20は女性らしい選出!1位の『恋人たち』は全体的にも評価が高く2015年邦画の最高峰でしょう。

4位の『マジックインムーンライト』と5位の『キングスマン』「一時期コリン・ファースに夢中だったから」という理由だそうです。『さよらな人類』『サンドラの週末』も流石のセレクト。

 

◆柏木 雄介氏2015年劇場公開作ベスト20

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映画ファンイベント「映画について語ろう会」を主催する好青年な柏木氏のベストはそのナイスガイな人間性が伺えるセレクト!1位は2015年名作揃いの音楽をテーマにした映画でも評価の高い『はじまりのうた』でした。

同じ音楽モノで『君が生きた証』も光ります。他に取り上げる方がいなかった『バケモノの子』、『あん』が一部で話題に。映画を観ない方にも一番オススメしやすいベスト20ではないでしょうか。

 

◆ハット王子氏2015年劇場公開作ベスト20

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当サイトのライターでもあるハット氏のベストは意外にも誰も1位に挙げていない『キングスマン』!『mommy』をいれる等女子力高めな氏ですが今回も女子でも楽しめる作品が揃ってます。

ここで注目は5位の『ひつじのショーン』!意外と観ている人が少なく関心を集めておりました。そして2位の『ウォーリアー』は全体的にポイント高めですが氏の格闘技好きならではの視点での評価はとても印象的。

 

◆ヤウチ氏2015年劇場公開作ベスト20

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今回登壇者に秋田出身者が3人もいるという珍しい事態になりましたが、その秋田三羽烏の末っ子ヤウチ氏のセレクトはこれ!クリープハイプのおっかけを描いた青春映画『私たちのハァハァ』等音楽好きならではのセレクト。

20位の『007/スペクター』は今回唯一のランクイン。スペクターのために007シリーズ全部観賞したぐらい気合いが入っていたヤウチ氏。周りから疑問の声があがるも「僕は好きですよ!」と熱い叫びが。愛ゆえに!

 

◆木村桃子2015年劇場公開作ベスト20

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当サイトでもライターとして活躍する19歳の女子大生・木村ちゃんのベストは他の登壇者ともまた違う新鮮なランキングに。4位『さようなら』は記事に書くぐらいの熱の入れっぷり。

『バクマン』や『ビリギャル』等フレッシュな10代ならではのセレクトにオジサンたちも感心。オジサンたちとしては『クリード』がベスト3に入っていることが何とも嬉しい!『トゥモローランド』の意外性も関心を集めました。

 

◆店主2015年劇場公開作ベスト20

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当イベントの主催兼この記事の筆者であるワタクシのセレクト。1位は激推しの韓国産エンターテイメント『ベテラン』!あまり面白味のないセレクトで申し訳ございません。

他の方が挙げていない作品とすれば13位の『マキシマムブラッド』と16位の『クーデター』。前者はある意味でヴァンダム最高傑作ではないかと思ってます。後者はピアース・ブロスナンが最高過ぎてのランク入りでした。

 

◆ヒナタカ氏2015年劇場公開作ベスト20

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映画サイトや映画レビューブログを運営するヒナタカ氏のベスト20。パワーポイントの作成が間に合わなかったのでtwitterのDMからの抜粋!

1位は一部で話題となったチャリ版マッドマックスとの呼び声も高い『ターボキッド』!マッドマックス好きはマストですね。他の登壇者と一味違う個性的なセレクト。特にアニメ好きではないらしいですが2015年はアニメ映画にも良作が多いとのこと!

 

◆鈴木ムツアキ氏2015年劇場公開作ベスト20

1:クリード
2:チャッピー
3:バードマン
4:VISIT
5:MI5 ローグネーション
6:マッドマックス
7:ベテラン
8:SLUM POLIS
9:ジェームスブラウン GET ON UP
10:スターウォーズ
11:ナイトクローラー
12:ワイルドスピード
13:ジャッジ
14:オンザハイウェイ
15:ラブ&マーシー
16:セッション
17:ゾンビーバー
18:君が生きた証
19:コードネームUNCLE
20:シグナル

最後はメタルとホラー好きな鈴木氏のベスト。パワーポイントが紛失したのでそのままで。1位はイベント直前に観賞したらしい『クリード』!大河内氏も実質1位に挙げており、ロッキーの後継者に恥じない名作でした。

他の登壇者が挙げていない作品も多い中、ビーバーが人を襲う愛せるバカ映画『ゾンビーバー』は注目の的に。ホラー好きならではのセレクトでしたが「2015年はホラーが弱かった」とのこと。2016年に期待だ!

 

いかがだったでしょうか。それぞれの観点から観るベスト20は面白いことこの上なし。2016年も是非ともまた開催します!

ベスト20を1年で総括すると前半にやっていた映画が薄くなってしまう傾向があるので、今年からは上半期、下半期に分けて2度の開催で盛り上げたいと思います!

そして最後に、今回の全員のベストから最終的な統計から算出した今回の発表会総合ランキングが下記です!

◆総合点ランキングベスト10

 

1位:マッドマックス 怒りのデス・ロード(Fury Road)

2015年は文句なしで『マッドマックス』の年でした。2位以下に大差をつけてのブッちぎりでのナンバーワン! 今回の登壇者で最も映画通なシンパチ氏、侍氏、大河内氏までも殿堂入りと称した満場一致の大傑作。

トム・ハーディは『ウォーリアー(※2011年公開)』『オン・ザ・ハイウェイ』『チャイルド44』と2015年は正にトム・ハーディイヤーでした。次回作のディカプリオとの共演作『レヴェナント』も期待ですね!今後の活躍が楽しみ。

2位:恋人たち

洋画が圧倒的な強さを見せた2015年ですが、なんと2位は邦画の『恋人たち』がランクイン! 邦画でしか出せない、そして橋口亮輔監督でしか出せない魅力が映画ファンを虜にしました。

3位:セッション

音楽をテーマにした映画も多かった2015年ですが一番話題をかっさらったのは間違いなくこの『セッション』!映画ファン以外にもそのインパクトは飛び火しました。アカデミー助演男優賞も受賞したJ・K・シモンズのインパクトも抜群!

4位:ベテラン

4位は店主も激推しの韓国映画『ベテラン』!完璧なまでの娯楽作として観た人は多くないまでも観た人は軒並み高評価なこの作品。是非とも映画館で観て欲しい一級品のエンターテイメントです!凄いよ!


5位:クリード

遂にロッキーシリーズの新章『クリード』が始動!12/28のこのイベントの直前に日本公開(12/23)なのも関わらず純粋に映画としての熱さが男たちを鷲掴み!堂々の5位と大健闘。日本国内でももっと観客数増えてくれ~

6位:チャッピー

数々の傑作を押しのけ6位にはブロムカンプ監督の最新作『チャッピー』がランクイン!映画としての質よりも“愛せる”要素満載な内容が映画ファンに届いたようです。クソ過ぎて逆に憎めない悪役を演じたヒュー・ジャックマンに拍手喝采!

7位:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

2014年の年末公開ながら2015年の作品としてもランクインの『バードマン』。マイケル・キートンやエドワード・ノートンの演技はそれぞれ「こっちの方がアカデミー賞だろ!」と各方面で絶賛。色々な解釈が飛び交って語りがいのある作品でした。


8位:スターウォーズ フォースの覚醒

映画ファンだけでなく全世界待望のあのシリーズ最新作が遂に公開!賛否両論ある中この日のメンバー間では高い評価を獲得。興行収入は全米で遂にアバターを抜くという… 社会現象どころか全世界現象にまでなる映画が他にあるだろうか!?

9位:ナイトクローラー

観た人はほとんどが太鼓判を押す異色のパパラッチを題材にしたスリラー『ナイトクローラー』がランクイン。その題材、そして口コミで面白さが広がりロングランしました。映画ファンにとってジェイク・ギレンホールは良作請負人です!

10位:ラブ&マーシー 終わらないメロディー

ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの実話とは思えない物語を映画化した『ラブ&マーシー』がベスト10入り!ポール・ダノ、ジョン・キューザックの好演も光ります。ビーチボーイズ好きでなくても高評価が多かったのが印象的でした。

因みに11位以下は…

11位:はじまりのうた

12位:ウォーリアー

13位:ストレイト・アウタ・コンプトン

14位:フォックスキャッチャー

15位:ミッション:インポッシブル ローグネイション

16位:キングスマン

17位:SLUM-POLIS

18位:岸辺の旅

19位:野火

20位:ジェームズ・ブラウン 最高の魂を持つ男

 

となりました。とにかく2015年は洋画が圧倒的でした。しかしアジア映画、そして邦画も負けじと良い作品を出しており大豊作の年と言えるでしょう。リアルタイムでこの年を経験出来たことを誇りに思います。

2016年もまたたくさんの傑作に出会えると良いですね!今年ももっと映画を好きになれることを願って。

 

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▲一番の注目を集める2016年期待の新作!DCコミックの悪役が集結する『スーサイド・スクワッド』も楽しみ!

 

書いた人:桑江 良輔

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エンタメ系IT企業を退社した後にBar店長に転身。本業とは別にクラブを使った映画サントラDJパーティーの開催や映画トークイベント、野外映画フェスにトーク出演等の 映画関連イベントに多く関わる。2013年には立川シネマシティにて世界初の「パシフィック・リム絶叫上映会」を個人で企画。発売日即日完売と大反響を呼びその影響は全国に飛び火した。

映画館の新たな使い方、映画というコンテンツの多角的な楽しみ方、そして若年層を中心とした「映画を観ない層」へのアプローチを日々模索している。映画ウェブマガジン『FILMAGA』、スマートフォン情報サイト『TAPPLI』にてライターとしても活動中。通称“店主”。

桑江良輔Twitterアカウント

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