ニコラス・ケイジとヘイデン君が昔の中国で英語喋りまくりな『ザ・レジェンド』

時は2016年。まだまだ世の中はスターウォーズ(以下SW)旋風が巻き起こっており史上空前のヒットを記録しておりますね!映画ファンとしてはとても嬉しいことです。

筆者も当然去年の年末に鑑賞して相当興奮しました。まだ観ていない人に向けて言うならばエピソード1~3に比べれば間違いなく面白いです。

▲2分でわかるらしいスターウォーズまとめ動画

エピソード1~3が評価的に良くなかろうとブランド力が失墜しないのもSWシリーズの凄いところですが、SWの真の主人公ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーの青年時代を演じたシンデレラボーイ、ヘイデン・クリステンセン君を皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか!?

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▲エピソード3でのヘイデン君。やんちゃでダークサイドに堕ちそうな感じは良かったかと!

映画史上に残る名キャラクターを演じたことでスター街道一直線!家では毎日ビフテキ三昧だあ!… と思っていたのも束の間、『海辺の家』『ジャンパー』とかで主演は張るもイマイチその後はパッとせず、現在に至る。

『ニュースの天才』はとても良かったですよ!

ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルも俳優的にはその後パッとしていない点はスターウォーズの呪いなのかと知れませんが… なんかナタリー・ポートマンもユアン・マクレガーも黒歴史扱いしているような気がしないでもないですが。

前置きが長くなりましたが、そんなイマイチパッとしなヘイデン君(もう34歳)が同じく更に最近パッとしなさ過ぎなニコラス・ケイジと共演した歴史バトルアクションが2015年、ひっそりと公開されておりました。

その名も『ザ・レジェンド』!!

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どうですかこの画像から漂う死臭感!案の定興行はダダ滑り、映画ファンでもその地雷臭から観ている人が少ない本作。良くぞ日本で劇場公開したものです。

2016年1月13日にレンタル開始した本作ですが、結論から言うと毒にも薬にもならない作品だったんですが、本作の見所を観る必要がないくらいに解説致します。

 

◆西洋の騎士が疲れ果てて放浪の末に辿り着いた中国では…みんな英語ペラペラだった!

時は12世紀ぐらい。十字軍で戦争に明け暮れる日々に疲弊したヘイデン君は何故か中国に流れ着く… そこで王位継承者争いのいざこざに巻き込まれるも持ち前の腕っぷしで悪者を叩きのめす!というストーリーです。

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▲筆者はこの画像から“何か”を期待してましたよ!

冒頭は西洋時代の戦闘シーンから始まりますが、ニコラス・ケイジさんの十字軍の軍人姿が似合わな過ぎてもうのっけから最高!二コケイは何か偉い人みたいですがモッサリしてます。

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中国に着いてみると中国の皆様がまあ英語がお上手なんですわ! まあ多分白人側も中国語ができるという設定で言語を統一しているという意味では別にいいのかもしれませんが…何となくズッコケます。

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この映画でヘイデン君は結構イイ活躍をしています。いい年の取り方をしたイケメンに成長してますね。ただ、髪型がとてもこの時代にはいないであろう今風ヘアーなのは頂けませんね!せめて何かズラとかしましょうよ…

◆それでも愛さずにはいられないニコラス・ケイジ!(最近は)いつも通りです!

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▲色んな二コケイのコスプレが観れるので二コケイファンは必見!

本作は内容的には王道中の王道。アクションのキレもよく、実はそれなりに良く出来た冒険活劇モノなのです。それが余計残念でなりませんが笑えるシーン(特に二コケイ)は結構多いのでそういう意味では楽しめます。

とまあアメリカでもネタにされているニコラス・ケイジさんですが90年代までは本当に良い映画ばかり出ていた良い俳優なんですよ。勿論筆者は今でも好きです。

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▲『バーディ』の頃のフッサフサなケイジさん!わ、若い!

『フェイス/オフ』『ザ・ロック』『リービングラスベガス』等の有名作は勿論、『バーディ(筆者のオールタイムベスト)』『赤ちゃん泥棒』『月の輝く夜に』『ロードオブウォー(00年代出演作ではかなりの傑作!)』などイイ映画ばかりなのに…

浪費癖が仇になりお金のために映画に出るのは良いですがもう少しイイ映画に出ましょう!最近ではホント『キック・アス』のビッグダディぐらいしかいい役がない… 筆者は二コケイの復活を心から望んでます!マジで…

 

あ、最後に『ザ・レジェンド』の感想を一言で表しますと

 

「普通」でした。

 

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▲中国版ポスター。つ、つまんなさそ~(褒め言葉)

 

 

▼桑江 良輔(薬酒Bar高円寺店主)

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エンタメ系IT企業を退社した後にBar店長に転身。本業とは別にクラブを使った映画サントラDJパーティーの開催や映画トークイベント、野外映画フェスにトーク出演等の 映画関連イベントに多く関わる。2013年には立川シネマシティにて世界初の「パシフィック・リム絶叫上映会」を個人で企画。発売日即日完売と大反響を呼びその影響は全国に飛び火した。

映画館の新たな使い方、映画というコンテンツの多角的な楽しみ方、そして若年層を中心とした「映画を観ない層」へのアプローチを日々模索している。映画ウェブマガジン『FILMAGA』、スマートフォン情報サイト『TAPPLI』にてライターとしても活動中。通称“店主”。

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